あこにっき。

知らなかった　[あれからのにっき] [編集]

実家は、商店街の真ん中にありまして、お向かいがお好み焼き屋さんです。
私より一歳上の男の子Tくんと一歳下の女の子Yちゃんが居て、子供の頃、Yちゃんと、八歳下の私の「妹」と三人で、よく一緒に遊びました。
小学校の頃、夜中に我が家が火事になった時、そこの小父さんが「火事だよ！起きて！！」と一生懸命ドアを叩いて起こしてくれたのも、はっきり覚えています。
（もしあれが無かったら、火元に一番近かった私は・・・汗）
その小父さんも、その後病気で亡くなられ、お店は小母さんと小父さんのお母さん、つまり嫁姑の二人でやっておられました。

つい先日、実家に行った際、久々にそのお好み焼きを出前して貰いました。
だいぶ時間が掛かったので、取りに行った（出前だけど貰いに行く(笑)）母に何かあったのか聞くと、小母さん一人だからと言うのです。
おばあさんはどうしたのかと思ったら、先週亡くなられたと言うではありませんか。
ええ！なんで教えてくれんかったと？！
と驚いたら、なんと母も葬式の後で聞いたそうなのです。
身内だけのあっさりしたものだったのでしょうか。
元々、おばあさんは、おじいさんと別に住んでいて、お店は通いだったので、お葬式もそちらで行われたのでしょう。
でもねぇ・・・とにかくびっくりでした。

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